【2017年版】急性・慢性心不全関連 -後編-

問7. 左心駆出率の保たれた心不全(HFpEF)への薬物療法において、classⅠのものをえらべ。

a) イベント発生抑制目的でのACE阻害薬ないしβ遮断薬の投与

b) うっ血に伴う自覚症状軽減目的での利尿薬の投与

c) ループ利尿薬を選ぶ際に、長時間作用型を選択

d) 退院後もうっ血管理目的でトルバプタンを継続

e) 予後改善や活動度向上のための硝酸薬の投与

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問8. 器質的心疾患に伴う持続性VTの症例において、二次予防目的でICD植え込み術を行う上でclassⅠのものを二つえらべ。

a) アブレーション成功例や、VTに有効な薬剤が見つかっている場合

b) 12か月以上の余命が期待できない例

c) 頻拍中の血圧が80mmHg以下、あるいは脳虚血症状や胸痛を訴える場合

d) 薬剤やアブレーションでコントロールが出来ない頻回に繰り返すVF・VT

e) 血行動態の安定している単形性VTだが、アブレーションが無効、または有効な薬剤が見つかっていない場合

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問9. 器質的心疾患を有する患者への一次予防目的のICD植え込み術について、正しいものを二つえらべ。

a) NYHAⅠ度とNYHAⅣ度には適応外である。

b) 催不整脈性右室心筋症/異形成と診断され、失神を有する場合でも、失神の原因が不明であれば適応外である。

c) β遮断薬に不応性で、家族歴を有するQT延長症候群に対してはclassⅡaである。

d) 冠動脈疾患または拡張型心筋症にclassⅠの適応でICD植え込み術を行う場合、EF35%以下が必要条件である。

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問10. CRT-Pの適応がclassⅠのものはどれか。

a) 最適の薬物治療でもNYHAクラスⅢまたは通院可能な程度のクラスⅣの慢性心不全を呈し、左室駆出率35%以下、QRS幅120msec以上で、洞調律の左脚ブロックの場合

b) 最適の薬物治療でもNYHAクラスⅢまたは通院可能な程度のクラスⅣの慢性心不全を呈し、左室駆出率35%以下、QRS幅120msec以上で、心房細動を有する左脚ブロックの場合

c) 最適の薬物治療でもNYHAクラスⅢまたは通院可能な程度のクラスⅣの慢性心不全を呈し、左室駆出率50%未満で、ペースメーカが植込まれ、または予定され、高頻度に心室ペーシングに依存するかまたはそれが予想される場合

d) 最適の薬物治療でもNYHAクラスⅡの慢性心不全を呈し、左室駆出率35%以下、非左脚ブロックだがQRS幅150msec以上、高頻度ペーシングが可能な心房細動の場合

e) 心不全以外の慢性疾患により身体機能が制限されたり、余命が12か月以上期待できない場合

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問11. 心不全の併存症としての心房細動管理で、classⅢのものを二つえらべ。

a) 緊急的な電気的除細動

b) ランジオロール

c) ジゴキシン

d) ベラパミル

e) シベンゾリン

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問12. 心不全併存症に関する記載で、誤っているものをえらべ。

a) 慢性腎不全ステージ3において、ACE阻害薬やARBはclassⅠである。

b) 血清尿酸値は心不全の予後マーカーになりうる指標である。

c) COPDを併存した心不全(左心駆出率低下例)にβ遮断薬は禁忌である。

d) 心不全に合併した貧血に対し、経口鉄剤はclassⅢである。

e) 症候性睡眠時無呼吸症候群において、無呼吸低呼吸指標≧20で在宅酸素療法、もしくはCPAP療法の保険適応である。

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問13. 心不全基礎疾患の特殊病態のうち、短絡疾患が関与するものをえらべ。

a) 心筋炎

b) 高拍出性心不全

c) 急性肺動脈血栓塞栓症

d) 機械的合併症

e) 高血圧緊急症

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問14. 心不全に対する疾病管理において、classⅠのものをえらべ。

a) 禁煙

b) 1日6g程度の減塩食

c) 摂取

d) 感染予防のワクチン接種

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問15. アドバンス・ケア・プランニング(ACP)に関する記載として合致しないものを二つえらべ。

a) 終末期事前指示として、蘇生処置を試みないことやペースメーカー、植え込み型除細動器などの医療機器停止を行うかどうか、患者が決定できるよう支援する。

b) 緩和医療は終末期医療と同義である。

c) 緩和ケアの導入時期は、心不全が症候性となり、終末期を迎えた時点で考える。

d) β遮断薬とSSRIの同時投与で死亡率上昇の報告がある。

e) 終末期の除痛として、ミダゾラムが第一選択となる。

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