肝硬変診療 -前編-

問1 特発性細菌性腹膜炎に関連した記述のうち、正しいものをえらべ。

a) 血液培養が陰性であれば、特発性細菌性腹膜炎は否定できる。

b) 特発性細菌性腹膜炎にはアミノグリコシド系抗菌薬が第一選択薬である。

c) 特発性細菌性腹膜炎では、著明な筋性防御が出現しやすい。

d) 白血球エステラーゼ試験紙は特発性細菌性腹膜炎の診断に用いられる。

e) 肝硬変患者における特発性細菌性腹膜炎の合併率は1%程度である。

解答を読む

問2 肝硬変症例の腹水管理について、誤っているものをえらべ。

a) 原則的には減塩食が望ましい。

b) 腹水に対してスピロノラクトンよりもフロセミドが有効である。

c) スピロノラクトン、およびフロセミドに不応性を示す場合には、トルバプタンの投与を考慮する。

d) 薬剤抵抗性の腹水に対しては、アルブミン併用下での腹水の穿刺排液が有用である。

e) 難治性腹水に対する腹腔-静脈(P-V)シャント術として、腹膜-頸静脈シャントが用いられる。

解答を読む

問3 肝腎症候群に関して、正しいものをえらべ。

a) 二日間利尿薬を中止することで濃縮尿が改善する。

b) アルブミン輸液を行うと、血清クレアチニン値が1.5mg/dLに低下する。

c) 超音波検査は重要視されない。

d) テルリプレシンとアルブミンの併用が有用である。

e) 肝腎症候群において、P-Vシャントは積極的に推奨される。

解答を読む

問4 肝硬変症に対する栄養療法について、正しい記述をえらべ。

a) 栄養療法で肝硬変患者の全生存率が向上することがエビデンスとして示されている。

b) 肝硬変患者への就寝前エネルギー投与は、予後に影響は与えないがQOLの向上に寄与される。

c) 肝硬変患者への分岐鎖アミノ酸投与は禁忌である。

d) 肝硬変患者であっても、生魚、生肉の摂取による感染症リスクは通常人と変わらないため、摂食の制限は不要である。

e) 肝硬変患者では、一般的に低インスリン血症が認められる。

解答を読む

問5 肝硬変患者への抗ウイルス療法について、正しい記述をえらべ。

a) HBV DNA量と発癌率は相関しない。

b) HBs抗原量と発癌リスクは相関しない。

c) HBs抗原の低下はB型肝炎の病勢が増してくる前兆である。

d) B型肝硬変症例のうち、HBe抗原陽性例は肝炎の活動性が低い。

e) HBコア関連抗原は核酸アナログ治療の効果判定に用いられ、治療終了の目安になる。

解答を読む

問6 C型肝硬変患者へのインターフェロン療法について、正しいものをえらべ。

a) ラミブジン

b) アデホビル

c) エンテカビル

d) テノホビル

e) ダクラタスビル

解答を読む

問7 B型肝硬変に対する核酸アナログ製剤ではないものをえらべ。

a) C型代償性肝硬変へのインターフェロン療法では、ペグインターフェロン単独投与が標準治療法である。

b) ジェノタイプ1b型のC型代償性肝硬変ではSVR率が高い

c) ジェノタイプ2型のC型代償性肝硬変では、ペグインターフェロン単独療法でのSVR率が高い。

d) C型非代償性肝硬変の場合、ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法を行ってもSVR率は低い。

e) インターフェロン療法でSVRを達成できても、肝線維化は改善しない。

解答を読む

問8. C型肝硬変に対する抗ウイルス療法に関して、誤っているものを二つえらべ。

a) ダクラタスビルとアスナプレビルの併用療法は、インターフェロンとリバビリン併用療法よりも有害事象が少ない。

b) ソホスブビルとリバビリンの併用において、催奇形性に注意する。

c) 初回インターフェロン療法が無効だった場合でも、ペグインターフェロンとリバビリンの併用療法が奏功することが多い。

d) 強力ミノファーゲンCは、ウイルスの増殖と、肝線維化を抑制する。

解答を読む

返信する

必須項目には印がついています*